京都清宗根付館に行きました
去る3/22 もう何年のお付き合いになるのかな? っていうぐらいずっと仲良くしていただいてる友人の根付作家さんの作品を観に京都へ行きました。
【根付とは】 ←クリック
根付館の住所地が壬生なだけあって周辺は新撰組絡みのお店や建造物がいろいろありました。
根付館の中は撮影禁止のため入口の写真しかないのですが、建物自体が重要文化財に指定されるほど美しくて素敵な佇まいで、その空間の中でゆっくり眺める根付作品はどれも本当に素晴らしいものばかりでした。
着物を着る機会もほとんどなくなった現代社会で根付と言う小物の存在自体 知らない人も増えて来てるかと思いますが、 片手の掌におさまる小さな世界の中に込められた作家さん達の芸術性や全身全霊かけて作品創りに取り組もうとする精神性の高さを感じ自分に対し考えさせられたり反省することが多いひと時でした。
根付館をひとしきり堪能したあと、市内の他の場所もあちこち周り、その一つで北野天満宮にも行きました。
話変わり、今月の3日にまた1つ歳をとった辺りから急に『老後』のことが気になり出しライフスタイルを大きく見直し始めるようになりました。笑
低学歴ながら早いうちから働き出し、尚且つ同年代の女の子よりかなり多いお給料を長年稼ぎ続けることが出来たことが 幸だったのか不幸だったのか、20代30代 と 貯蓄という概念が全く無いまま生きて来てしまいました…(^◇^;)
なのでこの私がこんなふうに堅実(と言うか普通)の考え方が出来るようになったのは自分でもかなりビックリです
自分の寿命や収入のことを考え出すと 数年どころか数ヶ月先さえどうなるかわからないですが、そうやって目先の不安感や日常生活に振り回される日々を送っていても、 これからもずっと技術や芸術を追求したいと思う心の熱量は減らさないようにして更に良い作品を作れるようにしていきたいなぁと改めて思いました。