初秋田旅行 と木目金 その2 秋田料理と木目金研究会
こんにちわ。あゆんです。
4/8〜4/10 秋田旅行記・その2
4/8夜、伝統彫金に興味がある少人数メンバーでにわかに結成された 『木目金研究会』のオフ会&前夜祭ということで秋田名物のコース料理を食べました(๑˃̵ᴗ˂̵)
秋田は海の幸も山の幸も豊富だから美味しい料理が次々出てきました。
↓刺身
そして4/9朝。 いよいよ木目金研究会の記念すべき1回目の共同制作作業を開始しました。
業者さんに特注で作ってもらった地金を使用
(種類は銀と真鍮ですが割金の比率が違います)
必ずしもこの地金が木目金に適してる訳では無いので成功するかどうか 戦々恐々…(-。-;
加工してみる
どうやら とも付けは出来たみたいだけど、地金の状態が思ってたように仕上がらずあえなく失敗。
とりあえず 最寄りの道の駅で昼食
ひと息ついて2回目に挑戦。
今度こそっ!! と意気込むものの…
まさかの展開にぼうぜんとする木目金研究会(笑)
この日は結局2戦2敗 ということで悔しさを隠しきれないまま反省(夕飯)の儀へ
各自持ち寄った食材で自炊
もう木目金のことなどすっかり忘れ調理に夢中になるメンバー達。
他にもちょいちょいご当地料理も出て呑むわ食うわ。もはや反省会という名のただの宴会
今回は秋田まで来たというのに満足な成果を上げることが出来なかったけど、そのぐらい木目金の奥深さや難しさ・正阿弥伝兵衛の変態 天才ぶりを改めて実感して、みんな心が折れるどころか
『 必ず木目金を成功させるゾ! 』
と決意も新たにまたいつか再会する日を楽しみにしながら夜遅く解散しました。
初秋田旅行 と木目金 その1 秋田空港〜乳頭温泉
おはようございます(^o^) あゆんです。
4/8(昨日)〜4/10(明日) の予定で人生初の秋田旅行に来ました。
今回1番の目的は伝説の天才金工職人「 正阿弥伝兵衛(しょうあみでんべえ) 」が修行後 移り住み 日本が世界に誇る伝統彫金のひとつ「木目金(もくめがね)」を生んだ発祥の地で木目金作業をすることです(๑˃̵ᴗ˂̵)
小型機だったので歩いて移動。
レンタカーを手配し先ずは乳頭温泉郷に向かいました♨️
道中立ち寄った道の駅(協和) や森の駅 という場所で 早速お土産買いまくり。
岩魚の塩焼きと味噌たんぽ。 味噌たんぽは岐阜の五平餅と全く同じ味! もちろん美味しかった(笑
温泉は青白く濁った硫黄泉と黄土色のナトリウム泉があり満足出来ました。
この後 日が暮れる前に下山し横手市内で郷土料理を食べました。
その2に続く…
京都清宗根付館に行きました
去る3/22 もう何年のお付き合いになるのかな? っていうぐらいずっと仲良くしていただいてる友人の根付作家さんの作品を観に京都へ行きました。
【根付とは】 ←クリック
根付館の住所地が壬生なだけあって周辺は新撰組絡みのお店や建造物がいろいろありました。
根付館の中は撮影禁止のため入口の写真しかないのですが、建物自体が重要文化財に指定されるほど美しくて素敵な佇まいで、その空間の中でゆっくり眺める根付作品はどれも本当に素晴らしいものばかりでした。
着物を着る機会もほとんどなくなった現代社会で根付と言う小物の存在自体 知らない人も増えて来てるかと思いますが、 片手の掌におさまる小さな世界の中に込められた作家さん達の芸術性や全身全霊かけて作品創りに取り組もうとする精神性の高さを感じ自分に対し考えさせられたり反省することが多いひと時でした。
根付館をひとしきり堪能したあと、市内の他の場所もあちこち周り、その一つで北野天満宮にも行きました。
話変わり、今月の3日にまた1つ歳をとった辺りから急に『老後』のことが気になり出しライフスタイルを大きく見直し始めるようになりました。笑
低学歴ながら早いうちから働き出し、尚且つ同年代の女の子よりかなり多いお給料を長年稼ぎ続けることが出来たことが 幸だったのか不幸だったのか、20代30代 と 貯蓄という概念が全く無いまま生きて来てしまいました…(^◇^;)
なのでこの私がこんなふうに堅実(と言うか普通)の考え方が出来るようになったのは自分でもかなりビックリです
自分の寿命や収入のことを考え出すと 数年どころか数ヶ月先さえどうなるかわからないですが、そうやって目先の不安感や日常生活に振り回される日々を送っていても、 これからもずっと技術や芸術を追求したいと思う心の熱量は減らさないようにして更に良い作品を作れるようにしていきたいなぁと改めて思いました。
最近の出来事と今後の彫金活動のお知らせ
こんばんわ。 1カ月以上ぶりのblog更新になりました。
2月はオーダー製作や新商品作りへの準備や普段なかなか経験出来ないレベルの体験をいくつかしました。
その中の一つで、5年前、彫金の和彫りを学ぶため右も左も分からないまま わずかな情報を手掛かりに東京の彫金教室に通い、極短い間でしたが師事させていただいた つむら先生と言う和彫職人さんが逝去されました。
とても優しい先生で、当時 ブログにも書いたことがあったからその頃の記事を読み返しては物思いにふけったりもしました
そんな状況の中、50年以上の歴史がある手工芸協会の会員さんである方に
「6月ごろ催される今年度の作品展に応募してみませんか?」 とお声をかけてもらいました。
選考に入れる自信は全くありませんが 今のタイミングで誘ってもらえたのも何かの縁なのかなと考え応募することにしました。
新商品作りと応募用作品の製作がどこまで出来るかわからないけど お世話になった先生方とまたいつか再会出来た時、成長したね〜と喜んでもらえるよう、これからも自分なりに頑張りたいと思います。
久々のブログだったわりに短い記事になりましたが、また 展開があったら更新します。
最後までお読みくださりありがとうございました(^^)